以前ツイッターにてVRM用シェーダーのMToonシェーダーがアニメーション対応しているというツイートをみかけたので、実験的に触ってみました。
結論!
★MToonシェーダーでアニメーションするテクスチャは作成できる!
※ただし、テクスチャをスライドするタイプのアニメーションのみです
目次
テクスチャアニメーションの手順
Unityを起動してVRMファイルを入れる
※アニメーションを見たいだけならVRMファイルをインストール出来るようにするだけでOK
スクリーンショットではVRoidStudioで作成したオリジナルキャラクターアバターを使用しています。
上記記事内でVRMファイル対応の方法を紹介しております!

アニメーションさせたいマテリアルを選択する
今回はアバターが来ているワンピースのみをアニメーションさせたいのでBodyを選択→服のマテリアルを探します。

アニメーション設定をする
目的のマテリアル設定の場所が判明したら、マテリアル設定項目内の『Auto Animation』の値を入れるだけ!

完成!
Unityでは上部にある再生ボタンを押すと実際の動きが確認できます!
動画の設定ではXに0.1Yに0.1入れています。イメージとしては斜め下にテクスチャを流している感じです。
また、今回は大きな部分で行いましたが陰影が付けられなくなる(陰影のテクスチャも一緒に動いてしまう)ので小物の範囲であれば自然な見栄えになると思います。
おまけ
この機能を使えばエフェクトが作れるのではないかと思ったので試しに桜吹雪を作ってみました。
板のオブジェクトを2枚追加してクロスをさせて板オブジェクトに桜吹雪テクスチャを設定。
上から下へ落ちているようにスクロールアニメーションの設定をして出来上がり!
また、スクロールアニメーション設定を上手に使用して服の一部のみをアニメーションさせている方の記事を見つけました!

スクロールさせるだけですが、考え方次第で色々遊べます! ぜひお試しを!
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