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【Blender】テディベアをつくる【更なるもふもふ】

前回、もふもふの作り方でヒツジのキャラクターを作りもふもふにしてみましたが、Youtubeで本物のテディベアのようなもふもふを作る動画を見つけてしまったので挑戦してみました。

  • さらさらフワフワ系もふもふが作れた
  • Blenderバージョン2.9対応
  • 毛の流れ方やカットの方法がわかった
目次

参考にした動画

綿茶
綿茶

英語でBlenderのバージョンが2.7ぐらいのものなのでUI(ショートカットや画面配置)などが多々違っています!

上記の動画を見て、私なりにバージョン2.9でも出来るような操作方法をスクリーンショット画像にして掲載しています。 

テディベアのモデルを作る

参考動画では、テディベアを作る工程から全部説明がありましたが、私は初めからオリジナルのテディベアを作ってやってみたかったのでCubeメッシュからサブスタンスサーフェイスとミラーを使ってテディベアを作りました。 目は球を使っています。 目を少しくぼませていますが、今思うと毛で隠れるので必要無かった・・・

オリジナルのメッシュで作っていく場合は、毛質や色を変えたい部分をあらかじめ別メッシュにしておくと後の作業が楽になります。

マテリアル設定をする

モデルが出来たら、マテリアル設定のベースカラーを希望の色に設定しましょう! テディベアは大体本体の大半部分は茶色で、口周りや手のひら・足の裏が別の生地で別の色のものを使っているものが多いです。私は口周りと足の裏だけ別のマテリアルにしてすこし明るめの色にしました。

また、鼻はこげ茶色に設定しましたが、本体と同じ色でも問題ないと思います。 目は反射を強くして粗さを低くするとそれっぽくなります。

毛を生やす

色の設定が出来たら、パーティクル設定をして毛を生やしていきます。

本体のファー設定

本体のオブジェクトを選択している状態で(※エディットモードではなくオブジェクトモードで!)

  1. パーティクルセッティングタブの+ボタンを押して新規パーティクルを作成
  2. Hairを選択
  3. EmissionのNumberを5000に変更
  4. HairLengthを0.2に変更※自分でモデルを作った人は様子をみて調整を!
  5. Childrenタブの下Interpoltedを選択

この時、トゲトゲが出ない部分があったらオブジェクトを作った際につかったモディファイアを適用しているか、面が外側を向いているかを確認してみてください!

きちんとトゲが生えているか確認!
  1. Children➡Interpoltedの中のLengthを0.5に変更
  2. その下のThresholdを0.5に変更※この2つもモデルによって調整してください

そのまま下へスクロールします

  1. Roughnessをクリック
  2. その下のUniformを0.1に変更
  3. 更にその下にあるEndpointも0.1に変更

ここで、参考にしている動画では、さらにその下の[CyclesHairSettings]などの設定を行っていますが、バージョン2.9では見当たらないため飛ばしています。少し調べましたが今は無くても問題ない設定のようです。

手のひら・足の裏などのファー設定

手のひら・足の裏のオブジェクトを選択している状態で(※エディットモードではなくオブジェクトモードで!)

  1. パーティクルセッティングタブの+ボタンを押して新規パーティクルを作成
  2. Hairを選択
  3. EmissionのNumberを5000に変更
  4. HairLengthを0.1に変更※自分でモデルを作った人は本体の半分の長さに!
  5. Childrenタブの下Interpoltedを選択

操作自体は同じなので画像は割愛します。

そのまま下へスクロールします

  1. Roughnessをクリック
  2. その下のUniformを0.2に変更
  3. 更にその下にあるEndpointも0.2に変更

鼻のファー設定

鼻のオブジェクトを選択している状態で(※エディットモードではなくオブジェクトモードで!)

  1. パーティクルセッティングタブの+ボタンを押して新規パーティクルを作成
  2. Hairを選択
  3. HairLengthを0.05に変更※自分でモデルを作った人は好みの長さに調整してください!
  4. Childrenタブの下Interpoltedを選択

光源・ライティングの設定

毛の設定が終わったら、一度レンダリングをして様子を見るためにライティング設定をします。

テディベアの斜め上から照らすようにライトを移動させて明かりの強さを5000~7000Wぐらいにすると丁度良いです。

そのあとはカメラの位置も調整しておきましょう。

そして、レンダリングしたものがコチラ

目と鼻が埋もれてしまっています; 足の裏も本体のファーが出てしまっていてよろしくないのでこれから調整していきます。

毛の微調整を行う

毛の流れを作る

今のままだと整い過ぎていてリアリティが足りないので全体的に毛の無造作感をだします。

  1. オブジェクトモードで本体を選択した状態で
  2. 左上のモードタブをクリックして
  3. パーティクルセッティングを選択します

パーティクルセッティングモードになったら、

  1. Comb(くし)を選択して
  2. Radius(半径)を100
  3. Strength(強さ)を0.3にします。

そして動画のようにうねうねと撫でるように毛を乱していきます。 そうすると毛が倒れすぎて一部ハゲてしまっているようになってしまっているので

  1. Puff(パフ)の強さを1にして撫でていくと毛が立っていくのでハゲ現象が治ります。

毛の長さを調節して目を出していく

  1. Length(長さ)を選んで
  2. Shrink(収縮)をクリック

半径は好みで目の周りの毛の長さを短くしていきます。

ある程度短くできたら、Comb(くし)に変えてStrength(強さ)を1にして目の周りの毛を図のように流していきます。

怖…

この後、動画では耳のてっぺんにAdd(追加)で毛を増やしていますが、これは様子をみて必要ならやりましょう。

足の裏も上記でつかったツールを駆使して調整していきます。

完成です!

おまけ

環境テクスチャや床を作ってみるとより本物感が出て楽しいです。

コピーして色だけ変えてみるとそれだけでもバリエーションが増えます!

キャラクターをぐるりと周るカメラの設定はコチラの動画を参考にしました

毛の設定やくしなどのツールは詳しくなればもっとリアリティのある動物やぬいぐるみを作れるようになれそうですね!

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