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【Blender】アドオンで型紙を作ってぬいぐるみを作る実験

3DCGソフトBlenderを使って3Dオブジェクトからぬいぐるみを作る実験をしてみました。

目次

使用するアドオン

無料で公開されているアドオン

ZipファイルをダウンロードしてBlenderにインストールする。

インストールしたら有効化。

型紙を出力する

ぬいぐるみにしたいオブジェクトにシームを設定する。

シーム(UV展開時の切り込みを入れる辺)はぬいぐるみの型紙を出力する時にそのまま影響するものになるのでイメージしながらシームを入れていく。

Object>Seams to Sewing Pattern>Export Sewing Pattern(.svg)で型紙が出力される。
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/ の印は布と布を合わせるための印

SVG形式なのでPhotoshopやillustratorで扱う。(フリーソフトならGIMP)
各パーツに名前は無いので自分でどこのパーツかを判断しないといけない。

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A4の紙に印刷できるサイズにしたかったのでillustratorを使って比率が変わらないようにサイズを変更し、配置をし直しした。

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A4の紙2枚に印刷をした。

布を裁断する

型紙を出力したら布に形を写し取り、裁断していく。
この前にどのパーツかを判断して分かるように型紙に書いておくと裁縫する時スムーズに進められる。

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縫い代が無いと感じたので型紙から3~4ミリほどの縫い代も書いた。

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縫い代を含めた大きさで裁断していく。

裁縫・綿詰め

袋縫いの要領で縫い進めていく。
腕や足の小さいパーツから先に縫って、身体の大きいパーツに付けて縫うようにするとスムーズ。

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▲尻尾のパーツを縫った

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身体の側面に腕のパーツを縫い付け、背中~お尻にはしっぽを縫い付けた。

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裏返したら目的の形になるように縫い合わせていく。
最後に身体を縫い合わせる時はひっくり返すために必要な幅の分だけ縫わずに置いておく。

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▲ひっくり返したところ

ひっくり返すために開けておいた穴から綿を詰めていく。
腕や足から詰めていくときれいに詰められる。

詰め切ったら空いている穴をコの字綴じで縫って引き締めると目立たなく閉じることができる。

ぬいぐるみの完成

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おわりに

今回作成したキャラクターはYouTubeでBlenderの講座動画を上げてくださっているYonaoshi氏のサスケくんというキャラクター。

基本操作を学びながらキャラクターが作れるシリーズ おすすめです。

綿茶
綿茶

今回初めて3Dキャラクターのぬいぐるみを作成してみましたが、ほぼ思った通りに出来て良かったです。 でも、各パーツの説明が無く作り方もないので、ぬいぐるみを作ったことが無い人には難しいかもしれません。

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